うさぎ屋さんになるには
良い子のみんな、元気かな?
うさぎおじさんだよ♪
蒸し暑い日が続いているね。
こまめにお水を飲んで、熱中症で倒れたりしないように気をつけてね。
さて、おじさんがいる「うさたんカフェ」にやって来るお友達の中には、ときどき「うさぎ屋さんになりたい!」って子がいるんだ。
そりゃそうだよね、いっつもかわいいうさぎさんのそばにいられるんだもん、最高だよね!
なので今日は、うさぎ屋さんになるにはどうしたらいいのか教えるね。
うさぎ屋さんと言っても、おじさんの「うさたんカフェ」みたいにうさぎさんを見たり触れるお店もあれば、ペットショップみたいにうさぎさんを売っていたり、ペットホテルみたいに何日か預かったりするお店もあるよね。
どれにしても、北海道知事っていうえらい人に「お店を開かせてください」って申請をして、「営業してもいいよ」って認めてもらう、動物取扱業者の登録が必要なんだ。
これは「動物の愛護及び管理に関する法律」などで決まっているんだよ。
うさぎさんはぬいぐるみじゃなくて「命あるもの」だから、うさぎさんが苦しい思いをしないように、お店の人がちゃんと生き物の知識を持っていて、安全できれいなお店でないといけないからね。
「うさたんカフェ」はもちろん、帯広市動物園も、おじさんの行きつけジョイフルエーケーも、この動物取扱業者の登録をしているよ。
そして、お店には必ず「動物取扱責任者」っていう、生き物の知識をちゃんと持っている人がいなきゃいけないんだ。
おじさんも通信教育で勉強して、この資格を取ったんだよ。
今は、半年間どこかのペットショップなどで働かないとこの資格を取れないから、ちょっと大変だよね。
ちなみに、おじさんの「うさたんカフェ」ではジュースを売っているんだけど、これにも「飲食店営業」っていう許可が必要なんだよ。
誰でも自由に食べ物や飲み物を作って売って、食中毒とか病気になる人がたくさん出たら大変だからね。
「うさたんカフェ」は、帯広保健所から「飲食店営業」の許可を受けているから、堂々とジュースを売ったりできるんだよ。
あと、飲食店には必ず「食品衛生責任者」っていう資格を持った人がいなきゃいけなくて、おじさんもこの資格を取るために講習を受けたんだ。
どう? みんな、わかったかな?
もし、うさぎ屋さんを始める時にわからないことがあったら、行政書士っていう人に聞いてみるといいよ。
あ、おじさんも行政書士なんだけどね。
最後にひとつだけお願いがあるんだ。
おじさんが「うさたんカフェ」を営業しているうちは、帯広で新しくお店を始めないでね。
約束だよ? ねっ??
ぼく、新しいお店に行く!