うさぎ神社に行ってきた・後編
11月30日から1泊2日で、秋の京都に行ってきた旅行記の後編です。
2日目。
前夜の土砂降りも、明け方には止んでいました。
5:30に安宿(失礼)をチェックアウトして、まだ薄暗い西成の街を探索しました。
大阪に行った時には必ず西成を歩いていますが、年々お年寄りが増えている気がします。
かつて高度経済成長期に重宝され、日雇い労働者で溢れていた街にも、不景気と高齢化の波は否応なしに押し寄せているようです。
まだ働ける人は手配師(仕事をあっせんする人)の案内でワゴン車に乗せられて現場へ行き、もう働けない人はカップ酒を呑んで時が過ぎていきます。
7時過ぎの電車で、再び京都へ。
車内は通勤通学の時間で混み合ってきましたが、僕は始発駅で乗ったので、座ってゆったり車窓の景色など眺めたり。
目の前にランドセルを背負った女の子が立っていて、辻みゆきさんの『家族セッション』を食い入るように読んでいたので、お小遣いをあげようかと思いましたが通報されるので止めました(笑)。
8時半頃、宇治に到着。
うさぎ縛りの旅なら、やっぱり宇治は外せませんね。
2年半前に、うさぎ島(広島県大久野島)の帰りに立ち寄って以来の再訪です。
あの時は、2日間うさぎ島を歩き回って、そのまま夜行バスで広島から京都に来て、身体がバッキバキで足腰が限界に達したんだっけ‥。
昨日の鴨川沿いも素敵でしたが、宇治川沿いも紅葉が色づいていて、川と雲の流れがゆっくりで、京都っていいなって思いました。
世界文化遺産の宇治上神社で、社務所が空くのを待ちました。
9時になったので、御朱印をお願いしたら「私、まだ新入りで御朱印を書けないんです」ですと。
まじか。
御朱印帳に書くタイプでなく、あらかじめ筆で書いてある紙に日付だけ神職さんが書き入れるタイプを頂戴しました。
うさぎのおみくじ(おなかのあたりのひもを引っ張ると、中からおみくじが出てくる)を1つ買いました。
すぐ隣の、宇治神社にもお参り。
こちらは御朱印帳に、御朱印をいただきました。
本殿の見返りうさぎ。
眼が怖いよぉ。
宇治には三室戸寺(みむろとじ。ふくろとじではありませんよ、笑)という、こちらもうさぎにちなんだお寺があるのですが、歩くと結構な距離があって、前回はここに歩いて行ったのが致命傷となったので、今回はスルー。
再び電車で大阪に戻って、通天閣とジャンジャン横丁で「せんべろ」を堪能です。
大阪名物の串揚げやどて焼き、ホルモン焼きやもつ煮込みなどとビールを頼んで千円くらいでお会計、というのを3軒はしごして(笑)、ほろ酔いのいい気分になって、13時過ぎに新今宮駅から南海電車で関西空港へ。
特にトラブルもなく、ジェットスターで17時頃に新千歳空港に到着。
17:30発の都市間バスで、帯広に20時過ぎに着きました。
そのまま帰宅、ではなく、事務所に行って8匹の腹ペコうさぎさんに牧草と水をあげて。
みんなお留守番して、頑張ってくれました。
翌日になって、強風で建物やビニールハウスなどに大きな被害が出ていたことを知りました。
帰ってきた日のJRは運休だったらしく、バスを予約していなかったら空港で途方に暮れていたところでした。
運が良かったです。
うさぎ様が守ってくれました。
上の左から、宇治上神社のおみくじ、岡崎神社のおみくじ、三尾神社の土鈴。
御守りは、岡崎神社で買ったものです。
上の3つは、うさたんCafeで飾っていますよ。
さぁ、来年の春は3年越しのうさぎ島かな?
お仕事頑張って、お金貯めて、うさぎ島で大解放します(笑)。