みやざわ社会福祉士・行政書士事務所️

                                  

東日本大震災から4年

宮澤です。

あの日、僕は事務所にいて、強く長い揺れに襲われました。
すぐ利用者さんに安否確認の電話をしていた時、女性から「宮澤さんテレビつけて! 東北で津波よ」と教わりました。
当時の事務所にテレビはなく、夜自宅に戻って、映像を見た時のショックは今も忘れません。
正確な状況すら把握できない地震と津波の被害と、その後に起きる原発事故。
しばらくは ”日本国民総うつ状態” でした。

4年が経ち、まだ多くの方々が、平穏な生活を取り戻せずにいます。
災害や事故について、冷静に教訓を得て未来に活かしているか、疑問に思うこともあります。
震災への関心も、次第に薄まっていると聞きます。

一方、この震災で、人が人を助け合う場面や報道に触れ、人が持っている優しさも認識できました。
他人事ではなく ”自分事” と思うことは、すべての人が包み込まれるように生きる社会につながるはずです。

僕に何ができるのか『河北新報特別縮刷版 3.11東日本大震災1ヶ月の記録』を読み返し、当時多くの方々が抱えた苦しみを思いながら、考えたいと思います。
今日の晩酌は、福島の銘酒「栄川」にします。