みやざわ社会福祉士・行政書士事務所

                                  

本のご紹介

宮澤です。
いま抱えているお仕事がいずれも書類待ち、あるいは連絡待ちの状態なので、この時間(15時過ぎ)にブログを更新します。

久しぶりに、うさぎたん。の動画を。

写真よりも動画の方が、めんこさが伝わりますね。
まぁ、実物にはかないませんけど(親バカ、笑)。

先日、著作権相談員養成研修の合格通知が届きました。
北海道行政書士会の著作権相談員名簿に登載され、文化庁などに提出されるそうです。
著作権に関するお仕事を実際にお引き受けすることはたぶんないと思うのですが、知識や業務範囲は拡げておこうと思います。

当事務所ホームページの「事務所概要」の資格欄を、少し手直ししました。
ついでに、写真を入れ替えました。
先日、とある所から原稿を頼まれた時に写真も、というので自撮りして送ったら「もう少し証明写真風に」と却下されたので(笑)。
僕が死んだときの遺影に使ってほしいなぁ。いえい、いえ~い。

さて、タイトルの本のご紹介。
フォトブック『うさぎ島2018』は、1冊500円で絶賛?販売中ですが、その本ではなくて。

『わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想』(藤井克徳、合同出版)です。
ひと月以上前に書店で買っていたのですが、なかなか気が進まなくて、この3連休の間に読みました。

ナチス・ドイツが600万人以上ものユダヤ人を虐殺したのは知られていますが、その大虐殺に先んじて、障害者を20万人以上殺していたという事実は、あまり知られていません。
その障害者を抹殺する際の考え方が「健全な社会は強い者・優れた者だけで構成される」という、優生思想です。
優生思想のもとでは、障害者は弱い者・劣った者とされ、社会にとっては不要な存在とされてしまいます。
ナチス・ドイツは、障害の軽い人は不妊手術をし、働くことができないほど障害の重い人は虐殺しました。

この優生思想が、ナチス・ドイツに特有のものではなくて、権利意識の強いアメリカや、福祉が進んだ国というイメージが強いスウェーデンでもかつてはあり、日本でもつい20数年前まで、旧優生保護法のもと不妊手術が遺伝性疾患でないハンセン病者にまで合法化されていました。
今も日本社会の中に、あるいは人々の心の奥底に深く入り込み、津久井やまゆり園殺傷事件のように、頭をもたげてきます。

著者の藤井さんは、このあまりにも重いテーマ・歴史・内容を、中学生でも十分に読める文体で表しています。
そして、旧優生保護法に基づく障害者への強制不妊手術の問題や、やまゆり園事件などに触れながら、目指すべき社会のあり方を、障害者権利条約にいう「ソーシャル・インクルージョン(どんな人も社会の中で包み込まれるように生活できる社会を目指す理念)」に求めています。

最後に藤井さんは、これからの僕たちにできることとして、気づきの底辺を広げること、具体的には知ること、わかること、伝えること、動くことの4点をあげています。
専門学校で「人間の尊厳と自立」という科目を担当するようになってから、障害者虐殺を取り上げたNHK「ハートネットTV」を録画したものを学生に見てもらっていますが、僕ももっと伝えていかなきゃいけないな、と思い直しました。